歯科衛生士の便利帖

歯科衛生士についてのちょっとしたアレコレをまとめています。

歯科衛生士の給料は田舎と都会では違う?

f:id:minori1004kun:20171024173526j:plain

歯科衛生士に限らず、給料は勤めているのが田舎か都会かによって事情が変わってきます。

医療系の資格が必要なだけあって、歯科衛生士は有効求人倍率が高く、どこでくらしていても職に困ることはあまりありません。

しかし、他の国家資格と比べると平均給料が少ないと言う厳しい現実もあります。

給料の状況は、仕事を続けられるかどうかの深刻な問題。

ここでは歯科衛生士の給料には、どのような地域差があるのか、田舎と都会での差についてまとめてみました。

歯科衛生士の給料は田舎だと低い?

厚生労働省が毎年発表しているところによると、歯科衛生士の平均月収は27万円、年収にすると394万円。

これから年金や各種税金が控除されるので、手取りは22万円ほどが一般的でしょう。

しかし、平均とは全ての給料を合計して、事業所の数で割ったもの。

格差が広がっていることもあり、どんな業界でも平均的な給料をもらっている層は意外と少ないのです。

歯科衛生士業界に関しても、もっと細かく見ていくと、地域ごとのお給料事情が明らかになってきます。

給料が高い都道府県はどこ?

高収入の人がたくさん住んでいる地域と言えば、東京が真っ先に思い浮かびます。

大きな会社であれば、こぞって東京に本社が置かれていますし、土地が高く、有能でバリバリ仕事をこなせる人しか東京では住めないようなイメージを抱く人もいるでしょう。

確かに、歯科衛生士のお給料の平均は、地域別に見ると手取りで東京がトップの255,937円。

全国平均を40,000円以上突き放しています。

実は、日本では最低賃金は都道府県がそれぞれ独自に定めることができ、東京都では2017年10月から時給932円に引き上げられました。

沖縄県の714円と比べると、なんと218円もの差になります。

フルタイムで20日働いたとしたら、34000円ほどにまで広がる差です。

土地は物やサービスの値段を決める重要な要素なので、全国トップクラスに地価が高い東京の給料が高いのは納得です。

歯科衛生士の給料も東京が高い?

f:id:minori1004kun:20171024140710p:plain

しかし、歯科衛生士に限っては、地価が低い田舎は必ずしも給料が低いのか、と言うとそういう訳ではありません。

確かに、3位神奈川県、8位大阪府、5位埼玉県と、大都市が多く上位にランクインしていますが、2位246,084円で奈良県、239,405円で4位の和歌山県、10位には滋賀県が229,771円で上位。

歯科衛生士の就職先は多くがドクターが切り盛りする個人診療所なので、院長の考え方で給料が左右されます。

基本的には都会の方が歯科衛生士の収入も高くなる傾向がありますが、歯科衛生士さんに頑張ってもらいたいと考える診療所に出会えれば、給料に恵まれることも不可能ではありません。

全国の歯科衛生士の平均給料ランキング

上では地域ごとの歯科衛生士の給料の傾向をざっくりと紹介しましたが、もっと具体的に自分が済んでいる地域の平均が知りたい人も多いでしょう。

給料はやりがいにも繋がります。自分が住んでいる都道府県の平均を把握することは、今後の働き方を考えるうえで役立つはずです。

 

1位 東京都255,937円

2位 奈良県246,084円

3位 神奈川県244,980円

4位 和歌山県239,405円

5位 埼玉県238,931円

6位 千葉県236,211円

7位 兵庫県233,609円

8位 大阪府233,507円

9位 愛知県232,926円

10位 滋賀県229,771円

11位 京都府225,435円

12位 岐阜県223,404円

13位 山梨県221,350円

14位 茨城県219,479円

15位 福井県219,173円

16位 三重県218,203円

17位 静岡県217,729円

18位 愛媛県214,266円

19位 広島県211,920円

20位 岡山県211,222円

21位 富山県209,306円

22位 栃木県206,352円

23位 宮城県206,130円

24位 香川県205,470円

25位 沖縄県203,847円

26位 長野県203,743円

27位 福岡県203,353円

28位 鳥取県202,500円

29位 群馬県201,327円

30位 石川県201,274円

31位 佐賀県198,750円

32位 福島県198,171円

33位 秋田県196,554円

34位 高知県196,288円

35位 徳島県195,711円

36位 北海道194,743円

37位 山口県194,378円

38位 新潟県192,511円

39位 熊本県192,282円

40位 島根県190,038円

41位 大分県189,094円

42位 山形県186,783円

43位 岩手県186,098円

44位 長崎県185,799円

45位 鹿児島県185,205円

46位 宮崎県180,903円

47位 青森県172,403円

参考https://sikaeiseisi.firstnavi.jp/contents/annual-income-rankings_01/

給料アップを目指して上京する歯科衛生士も!

f:id:minori1004kun:20171024171054p:plain

歯科衛生士はどの地域でも不足気味。

どこへ引っ越しても職に困らないので、給料アップのために平均月収が高い都会へ就職するのも選択肢の1つ。

実際、お給料が歯科衛生士が東京へ転居する理由の第5位にランクインしています。

因みに上京理由の第1位は、都会での一人暮らしへの憧れから。

自分に合った暮らしに合わせて、新天地を選んでも前と同じ職業で働けることを考えると、いかに歯科衛生士が就職に強い資格かが伺えます。

東京ならではの歯科衛生士事情は?

しかし、東京を始めとした都会ならではの歯科衛生士の苦労もあります。

まず、全国的に人員不足とされる歯科衛生士ですが、その傾向は田舎であればあるほど顕著になります。

人が集中している都会では、その分歯科衛生士も多く住んでいますから、一カ所の施設に何人も在籍していることだってザラ。

求人案件も時給も、田舎に比べれば多く、条件の良い就職先が見つかりやすいですが、ライバルも多いので、就職活動に苦労するのは田舎でも都会でも同様です。

むしろ、歯科衛生士の数が多いことで、競争が激しくなり求められる仕事のレベルが上がる側面もあります。

実際、都会の歯科医院は生き残りのために、保険外診療に力を入れたり、営業時間を延ばしたり、土日も営業したりと、経営に工夫しています。

当然、働いている従業員もクリニックに相応しい働きを求められますから、セミナーでの勉強や、長時間労働が必要になってくるでしょう。

歯科衛生士としての腕を研きたい人にとっては渡りに船ですが、ワークライフバランスに配慮してプライベートを優先させたい人は、給料だけでクリニックを選ぶと失敗するかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

歯科衛生士の給料は、田舎の方が都会に比べて1~2割安い傾向があります。

国家資格が必要な職種なのに、高給とは言えない状況で、さらに田舎で低賃金で働いているとなれば、将来に不安を抱える人もいるでしょう。

しかし、給料が高い都会ではそれに相応しい働きが求められます。

歯科衛生士としての腕を磨きバリバリ仕事をこなしたい人にとっては、都会はぴったりですが、大金よりもプライベートの方が大切な人には、オススメできません。

上で紹介した都道府県の歯科衛生士の月収は、ただの平均。

同じ都道府県でも、事業所によって更に異なってきますし、ボーナスや給与のシステムによっても、1年間の収入は変わってきます。

給料に不満があったとしても、他に不満がなちならいきなり慣れた地元を離れるよりも、条件の良い求人を探す方がリスクが少ないです。

いきなり職場を辞める旨を宣言をするのではなく、こまめに求人に目を通すことを習慣にするのがオススメ。

環境が良く給料が高い職場は、人が辞めないので求人もなかなか載りません。

条件の良い職場への転職は、タイミングが大切。

サイトを利用すればいつでも目を通せるので、魅力的な求人を見逃すことがなくなりますから、登録だけしてじっくり気長に待ちましょう。

以上、「歯科衛生士の給料は田舎と都会では違う?」でした。