歯科衛生士の便利帖

歯科衛生士についてのちょっとしたアレコレをまとめています。

歯科衛生士が長いブランクの後復帰するには?職場探しは?

f:id:minori1004kun:20171026175156j:plain

歯科衛生士の仕事に就いている人は、現状殆どが女性ですから、出産や子育ての長いブランクが原因で、復帰を躊躇う場面が多々あります。

医療は常に日進月歩ですから、当時の常識が復帰後に通用するとは限りませんし、現役の頃の勘や動きを取り戻すのだって一苦労。

何より、歯科衛生士は若い女性が多く、ブランクの期間次第では現実問題として採用されるのでしょうか。

このように、ブランクがある歯科衛生士の職場復帰には、さまざまなハードルな不安が付きまといます。

歯科衛生士はブランクがあると復帰が難しい?

若くて可愛い女性が多く働いているイメージが強い歯科衛生士。

国家試験に合格したばかりから数年働いて、結婚や出産のタイミングでリタイアし、そのまま専業主婦として家庭を守る、というのが今までの歯科衛生士には多いキャリアの流れでした。

結婚や出産までしか働かないので、歯科衛生士の勤続年数は短く、年齢層に偏りを生んでいたのです。

しかし、女性の経済的自立への期待が高まっている昨今、こうした歯科衛生士の働き方が変化しつつあります。

2014年の調査によれば、2006年では減少傾向だった30歳以降も働く歯科衛生士が、増加しました。

特に40代後半はおよそ7500から14500人、50代以降では7000人から19000人と、なんと2倍以上にも増加したのです。

これは、子育てに一段落した資格保持者たちが、再び職場復帰したからだと予想がつきます。

国家資格合格以降、バリバリと現役で働き続けた若い歯科衛生士じゃなくても、十分プロとしてやっていけるのです。

長いブランクに思い悩んでいた人にとっては、歯科衛生士の働き方は、心強い変化となるでしょう。

ブランクが不利とならない職場は?

地域密着の歯科診療所は、スタッフの急な休みに対応できないほどカツカツの人数で運営していることも珍しくありません。

マニュアルが整っていない、スタッフを教育係に就けると診療が回らない、年が離れ過ぎるとやりにくいなど、医院毎に事情はそれぞれ。

ブランクを経て職場復帰を果たすのが珍しくないと言っても、採用する方の立場から見ると、できれば若く現役のスタッフにこだわりたいと考える事業所も少なくありません。

しかし、どんな歯科診療所であろうとも、院長の診療方針、スタッフに求める役割は医院によって異なります。

歯の健康を守るという根本は変わらなくても、そこに至るまでのアプローチが医院ごとにまちまちなので、バリバリの現役歯科衛生士でも、新しい職場に慣れるまでにはそれなりの期間が必要です。

従って、その辺のことを理解して、慣れるまでしっかりサポートをしてくれる職場であれば、多少のブランクは不利になりません。

チェーン経営の歯科医院や、歯科衛生士の人数にゆとりがある大きな歯科医院なら、マニュアルがしっかりしているのでブランクに不安を感じていても、比較的安心して復帰できます。

職場探しで後悔しないためには

f:id:minori1004kun:20171025172719p:plain

歯科医院に限らず、どんな分野であっても大なり小なり、その職場独自のローカルルールは存在します。

例えしっかりとキャリアを積んだ経験豊富な歯科衛生士でも、本来の力を発揮するためには、新たな職場に慣れることが必要。

その医院は即戦力を求めているということを意味する「経験者募集」と書いてある求人を見れば、ブランクがある身では応募しにくさを感じますが、どちらにしても研修は必要ですし、求人に応募するかどうかは自由。

現役のときのようには動けないことを理由に自信をなくし、就職活動ができなくなってはいけません。

スキルや立ち回りは訓練で向上きます。

その職場でどのように知識や技術を磨きたいか、熱意を伝えればチェーン経営の診療所でなくてもブランクを問題にしない医院が見つかります。

不採用を恐れず、ブランクの有無に関わらず積極的に職場探しをしましょう。

焦って職場を決めない

歯科医院は少数のスタッフで営業しているところが多いので、人件費削減のためスタッフの数が余裕がなく、ブランクがある歯科衛生士の採用に消極的な所もあります。

が、だからと言って採用されるだけありがたいと、つい妥協して職場を選びがちになっていませんか?

入ってから

  • 残業時間が予想以上に多い
  • 院長と相性が悪い
  • 職務内容が思ってたのと違う

などなど 歯科衛生士あるあるです。

納得せずに入った職場では不満が溜まりやすく、ミスマッチが起きやすくなるもの。

先方もお金を払って求人を出すわけですから、すぐ退職する事態になってはお互いに不幸。

歯科医院はコンビニより多く、一カ所で決まれば良いわけですから、採用を貰ってもすぐに飛びつくのは止めましょう。

焦らず、本当にその職場の条件で、長くやっていけるのかを考える必要があります。

長く続く職場の特徴は?

歯科衛生士専門の求人サイトを活用

客観的な意見が欲しいなら、歯科衛生士に特化した求人サイトを利用するのもオススメ。

もちろん無料で利用できますし、歯科衛生士の定着率など、通常の求人サイトではお目にかかれない情報も知ることができます。

他にも希望すれば求人サイトの会社が面接のセッティングや、給料の交渉まで任せられます。

有効求人倍率が高く、まだ人手不足の歯科衛生士。

ブランクがあっても、思ったよりも良い条件に拘って就職できることも珍しくありません。

特に、歯科衛生士を専門としたサイトは、さまざまな理由でブランクがあった歯科衛生士の復帰の事例をたくさん持っています。

そのノウハウから、ブランクや子育て中が不利にならないような面接指導も受けられます。

志望動機の例文

就職活動のコツは?

歯科衛生士としての自分を意識しよう

国家資格に合格したとしても、第一線を離れればいつまでも現役の頃のように、と言うわけにはいきません。

使われない技能や知識は脳の奥底にしまわれ、なかなか思い出されなくなります。

現役の頃の記憶が錆び付いたままいきなり復帰すれば、体が思うように動かず、挫折してしまうこともあるでょう。

スムーズに復帰するためには、長いブランクの間も、歯科衛生士としての自分を意識して生活することです。

とは言っても、働けない時期でも無理して定期的に復帰することを勧めているのではありません。

言葉の意味のまま、歯科衛生士としての自分を意識して、歯への関心を保ちましょう。

歯科衛生士であることが伝わっていれば、周囲から口腔に関して相談を受ける機会も増えます。

退職している身であれば煩わしい場面もあるでょうが、歯科衛生士の知識を発揮する機会。

現役の記憶を思い起こせれば、ブランクの遅れを埋めるのに役立ちます。

また、最近は地域ごとに再就職を目指す歯科衛生士のための復帰プログラムも開催しています。

復帰までまだ間があったとしても、顔をだして歯科の世界に触れるだけでも変わってきます。

わざわざセミナーに足を運ぶのが難しければ、上で触れた歯科衛生士専門のサイトを閲覧するだけでもOK。

同じように長いブランクから復帰を果たす歯科衛生士の悩みや、子育てとの両立についても紹介されています。

歯科衛生士としての自分を意識き、頭の片隅で歯科の情報へのアンテナを張り巡らせておきましょう。

小さなことの積み重ねが、復帰のタイミングで生きてきます。

まとめ

いかがでしたか?

最近は夫婦共働きが当たり前になってきました。

せっかくの資格を生かさない手はありません。

資格がいらないパートやアルバイトに比べれば、給料が良いですから、将来の可能性も広がります。

患者の歯を守る歯科衛生士の仕事は責任重大で、ブランクのために鈍った感覚のまま復帰するのは不安が付きまとうこともありますが、医療は一生に渡って勉強が必要な仕事です。

あまりブランクを気にせず、今までの分を取り戻せるよう勉強する、くらいの高いモチベーションでいれば、採用の妨げにもならないでしょう。

家族と、自分のライフプランのために後悔のない復帰を願っています。

以上、「歯科衛生士が長いブランクの後復帰するには?職場探しは?」でした。

歯科衛生士の求人サイトを選ぶなら?